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「臓器狩り」記者会見 韓国政府の屈服でキャンセル

2012年11月09日
【新唐人2012年11月10日付ニュース】国際社会の中国共産党による法輪功学習者からの臓器狩りに対する更なる関心を呼び起こすため、世界中をかけ回っているカナダの元国会議員・デービッド・キルガー氏が日本での報告会を終え、韓国を訪れ、人権弁護士のデービッド・マタス氏と合流。しかし、プレスセンターで予定していた記者会見は韓国政府により、中止させられました。韓国からの報道をご覧ください。
 
11月1日に韓国プレスセンターで予定していた“中国共産党による法輪功学習者からの臓器狩り」記者会見が、プレスセンター側により一方的に取り消されました。主催者側はやむなく当日、プレスセンター前で会見を行い、中国共産党の圧力に屈して、臓器狩りの真相を覆い隠そうとしている韓国政府を譴責。また、政府関係者が意図的に今回の活動を避けているのも中国共産党からの圧力によるものではないかと、疑問を提起しました。一方、この事は韓国メディアの注意を引き、十数社が現場で取材を行いました。
 
カナダ国際人権派弁護士 デービッド・マタス氏
「薄熙来も王立軍も失脚しました。周永康も失脚に直面しており、江沢民派勢力は弱まりつつあります。彼らは法輪功迫害の元凶です」
 
韓国で勤務しているアメリカ人原子力専門家が偶然、中国での臓器狩りの事実を知り、わざわざ仕事を休んで、更なる真相を知るために訪れました。しかし、韓国政府の対応には驚きを隠せません。
 
韓国電源技術有限会社エンジニア David Tooker氏
「活動を取り消したのは今回が初めてではないと聞いています。前にも何度もあったそうですね。新唐人テレビ主催の公演や他のイベントなども、これはひどいです」
 
キルガー氏は、中国共産党の臓器狩りの悪行に対して全世界が憤慨しているのに対し、韓国政府関係者のこのような態度は理解に苦しむと述べます。この事からも中国共産党勢力が韓国に深く浸透しているのがわかります。キルガー氏は、韓国の民主はみんなの努力を必要としていると促します。
 
カナダ元国会議員 デービッド・キルガー氏
「カナダ人が韓国政府に対して何かを求めることはできません。勇気ある韓国人の皆さん以外誰も韓国政府に何かを求める権利を持っていません」
 
マタス氏とキルガー氏が今回韓国を訪れたのは、中国共産党による臓器狩りの新たな証拠を暴露するためでした。事前に一部韓国政府関係者を要請しましたが、記者会見に参加予定だった政府関係者が参加できませんでした。10月31日にキルガー氏と面会予定だったソウル市長は、約束した時間に中国共産党の御用監督・張芸謀(チャン・イーモウ)氏に会いました。政府関係者の行動に対し、韓国メディアも理解しがたいと報道しました。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/藤坂 映像編集/工)
 
 

 

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